海外拠点とのCSV交換
海外拠点向けCSVは、国名ではなく取込仕様で文字コードを決める
海外拠点から「CSVが文字化けする」と連絡が来ても、「韓国だからCP949」のようには決められません。同じ拠点でも、Excelで開くのかERPへ取り込むのかで指定が変わります。最初に文字コード、BOM、区切り文字の3点を確認します。
多言語が混じるならUTF-8を第一候補にする
次の3件には日本語、韓国語、アクセント付き文字が混じります。Windows-1252は日本語と韓国語を表せないため、このデータ全体の出力先には使えません。
拠点,担当者,都市
JP,髙橋,東京
KR,김민서,서울
ES,Lucía García,Madrid対応文字コードと決め方
| 候補 | 主な確認先 | 注意 |
|---|---|---|
| UTF-8(BOM有無) | 新しいシステム、Excel | BOMの可否を確認 |
| Shift_JIS / CP949 / Big5 / GB18030 | 地域向け既存システム | 表現できる文字が限定される |
| Windows-1252 / ISO-8859-1 | 欧文系の既存システム | 日本語・韓国語は表現できない |
UTF-8(BOM有無)
- 主な確認先
- 新しいシステム、Excel
- 注意
- BOMの可否を確認
Shift_JIS / CP949 / Big5 / GB18030
- 主な確認先
- 地域向け既存システム
- 注意
- 表現できる文字が限定される
Windows-1252 / ISO-8859-1
- 主な確認先
- 欧文系の既存システム
- 注意
- 日本語・韓国語は表現できない
変換前に相手先へ3点を聞く
- 文字コード、BOM有無、区切り文字を相手先へ確認する。
- 文字コード変換で入力設定を選び、氏名と都市のプレビューを確認する。
- 指定された出力設定で変換する。
- 入力件数と出力件数、表現不能文字の有無を確認し、テスト環境へ取り込む。
文字化けと1列表示を混同しない
- 文字は読めるが1列になる:セミコロンやタブなど区切り文字が違う。
- 一部の文字だけ変換できない:出力文字コードで表せない。UTF-8を検討する。
- 地域文字コードを自動判定したつもりになる:UTF-8とShift_JIS以外は元システムの設定を確認して手動指定する。
毎日同じ変換をするなら条件を保存する
毎日同じ取込先へ送るなら、変換条件を自動処理として保存し、失敗を確認できる方法が向きます。LocaCSVは、50MiB以下のCSVを一度変換し、外部へアップロードしたくない場合に使えます。